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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年05月28日

マテ茶で?

問題。

「牛乳よりもカルシウムを多く含み、
 ホウレン草より鉄分が多く、
 魚と同じくらいリンを含む植物」ってなーんだ?

正解は「コカ」。
そうです、コカインのコカです。
(ル・モンド電子版「コカの国際政治」ジョアンナ・レヴィより)

上記の記事では、
国連の委員会がコカの葉の生産と消費を禁止するよう、
ボリビアとペルーに厳命して、
両国はこれに猛反対いったところから書かれていました。

コカインは麻薬ですからもちろんダメですけど、
コカの葉のお茶はボリビアやペルーでは日常的に飲まれていて、
いわば伝統的な文化だそうです。

いわゆるマテ茶だそうで、コカのマテ茶は
「マテ・デ・コカ」だそうです(笑)。

麻薬コカインの最大消費国アメリカにしてみれば
この国連の厳命はもっともかもしれませんが、
ボリビアやペルーが「伝統」っていうならそれもまた
理由になっちゃいますね。

コカの葉からとれる成分は医療用として局部麻酔にも
使えるそうですから、ここはひとつ、
逆にアメリカがコカの葉をたくさん買い取って医療用に活用すれば?

なーんてことをとっさに思いましたが、
今はわざわざコカの葉から麻酔成分を作らなくても
ちゃんと合成できるそうですからダメみたいです(笑)。

いや、笑い事にしてはいけませんね。

自分の国を守るために、よその国の文化を壊してよいものか?

いかん。こんなことを考えるとまた頭がグルグル廻ります。

ちなみにコカといえばもうひとつ「コカ・コーラ」。

1906年までは今のカフェインのかわりに微量のコカインが
入れられていたとか、そんなふうなことでした。

(ホント?こわ。)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年05月24日

便利。でも。

皆さんはJRのICOCAやPiTaPaなんてカード持ってますか?
便利みたいですね。

ちなみに私は意外と(!?)頭が古いのかああいう電子系は持っていません(笑)。
ただなんとなく漠然と「やめとこ。」となってしまいます。

で、それらに使われているのがRFIDという技術。
数ミリ角の無線通信できるICチップがカードに埋め込まれています。

IDというくらいですからもちろん個別の番号がふられているわけで、
これからはあらゆるものにこのRFIDが埋め込まれるようになるみたいですね。

紙の一枚一枚にすら埋め込むなんてことも検討されているそうです。

で、そうなると色々と便利なこともあるそうですが、
誰が何処で何を買ったかが記録に残って、さらにそれを追跡できるんですから
なんだかプライバシーなんてなくなりそうですね。

ただの番号だからあなた自身には結びつきません
なんてことも言われているみたいですけど、

もし身につけるあらゆるものにこのRFIDがくっついていたら、
それぞれの足取りや動きをトレースして、
総合するとあなた以外には特定できないとか、そんなふうなことになったりして(笑)。

で、ある日知らない店の前を通ったらケータイに、
あなたはこれこれこんな嗜好があるから
きっとうちの店が気に入りますよとメールがはいる。

こわー。
いや、便利・・・なのかな?

これは単なるマーケティングの延長なのか、
それとも強烈な監視社会の始まりなのか、
はたまたこれぞ「ユビキタス」か。

まぁよくわかりませんが、
最後にPerfume(パフューム)のセラミックガールという歌に
こんな歌詞があったので付け加えてみます。


「素敵な服を着て 買い物に出かけて あたりまえのように刺激的で
 誰か思いついた 人工の夢いっぱい なにか違和感に 気がついた」

       (Perfume「セラミックガール」より 作詞:中田ヤスタカ)


(うるめの首輪にも実はICタグが・・・なんちゃって。)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年05月22日

花言葉

コーヒーのフレッシュにスジャータってあるでしょ。

あれのフタに花言葉が書いてありますよね。
ずいぶん昔からあったような気がしますから
それなりに好評なんでしょうね。

私は毎朝1杯だけコーヒーを飲みます。

先日、私のために冷蔵庫からスジャータをひとつ取った妻が
「あっ」と声をあげてもとにもどし、別のひとつと取り替えました。

「どうしたん?」と聞くと、
「別に」と、なんでもないふりをする妻。

気になるので問いただすと花言葉が問題だという。

「花言葉?」

それまで花言葉なんて見もしていなかった私は逆に興味が沸き、
「なんて書いてあったん?」と聞くと
「いや、今日はこれにしとき」
と渡されたスジャータに書かれていた花言葉は「素朴」。

うーん、朝のコーヒーとしては、これはこれでいいような気もしますが、
ちょっと微妙な感じ。

それよりも、取り替える前のスジャータこそが
今日の私に送られるべき本当の花言葉なのではないのか。

本来受け取るはずの花言葉。
きっと見たこともない可憐な花につけられた、小さな手紙。
愛?希望?夢?それとも勇気?
その手紙をそっと開け、朝のコーヒーにそそぐ。
素敵じゃないか!

私は「素朴」を突き返し、一つ目の、真実の花言葉を要求。

そうして渡されたスジャータにはこう書かれていました。


「無限の悲しみ」


「む、無限って・・・。」
うつむく私を横目に妻が一言。

「だからやめときってゆうたのに・・・。」

(普通そんなん書く?)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(2)

2008年05月17日

クリエイター

もし、あなたのつくった作品(音楽、絵、映画でもなんでも)を見て、
みんなが同じようなものをつくったりしたら、
うれしい?それとも、腹が立つ?

うーん。
私の場合、基本的にはうれしい(笑)。

でもこれは意外と意見の分かれるところみたいですね。

「なんだよ、真似するなよ」
と言いたくなる気持ちもわかりますから(笑)。


はい、お気づきの通り、これは著作権の話。
先日この著作権について詳しく説明している番組を見る機会がありました。

で、著作者の権利と言っても「著作人格権」と「財産権」の二つに分かれるそうです。
知ってました?
私は初めて知りました(笑)。

で、先ほどの話は「財産権」に属する話だそうで、
勝手にコピーしないでよとか、クリエイターに無断で
似たものをつくるなよと言える権利だそうです。

でもね、もし自分が作ったものから何か取り入れたいと思われるものが
発見されたのなら、これほど光栄なことはないと思うんですけどねぇ。

まぁ、お金がからむとそんなの関係ないのかな?

一方、「人格権」はそれを使うときはちゃんと作者名を表示しましょうとか、
勝手に内容を変えちゃだめですといったことで、
ちなみにアメリカはこの「著作人格権」がないそうです。

ですからその権利を買ってしまえば、
内容を変えようが改造しようが勝手とかそんなふうなことでした。

これはこれでいい面も悪い面もあるみたいでしたが、この他にも
私的利用と公的利用の区別、営利目的と非営利の区別など、
著作権問題はなんだか複雑。

でも大前提として、
様々なものに自由にふれることが出来て、
そこから様々な文化がうまれることが社会にとって大切なんじゃないのか、
といったことも語られてました。

うーん、なるほど。
これには単純に納得。

(ふむふむ。photo by うるめもどき)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年05月04日

16mmの半分

ひと月ほど前、昔の8mmカメラをいただいた話を書きました。(こちらです)

で、あれからちょっぴり調べてみると、どうもこのカメラ、
8mmフィルムが確立される前の時代のものだそうです。

8mmのフィルムがないのにどうやって8mmで撮っていたのか?

そうです、もともとある16mmのフィルムの半分づつを使って撮影
出来るような仕組みになっていて、現像後、半分に切ってつなぐんだそうです。

なんとも面倒な感じですね(笑)。

8mm専用フィルムが出来るのも無理が無い。

で、この種類のカメラ用のフィルムはというと当然、すでに生産中止。

でもね、どの世界にも愛好家はいるもんですね。
アメリカはカリフォルニアにおられる方が自分で加工してこのフィルムを
生産して販売しているとか、そんなふうなことでした。

さて、どうしたものか?

やっぱり一度は撮ってみたいし、でも一本3000円で、
また現像はアメリカ送り。もちろん現像料もそれなりに高額。

いやー、ほんと、趣味の世界って根性ではなかなか・・・。
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年05月03日

4連休?

4連休にもかかわらず、「そんなふうなこと。」をチェックしていただき、
ありがとうございます。

いや、ヒマなのかな(笑)?
なんちゃって。(冗談ですよ、冗談!)

昨日は森林が二酸化炭素を減らすというおとぎ話を紹介しましたので、
今日はそのネタとなった本を紹介しておきましょう。

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦 著 洋泉社)

この武田氏は中部大学の教授だそうです。

だからってすぐに信じてしまうところがいけないんでしょうけど(笑)、
あまり考えずに読んでみるのもおもしろいかも。

あ、でもこの一冊で4連休は過ごせませんよ。

一日で読めますからね。
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(4)

2008年05月02日

おとぎ話

ひとりの人間が呼吸で出す二酸化炭素の年間量って知ってます?

知ってるわけないですね(笑)。
少なくとも私は知りませんでした。

いや、エコロジーに感心の高い皆さまはご存知だったりして。

年間320kgだそうです。
で、これをスギの木が吸収するとして23本に相当するそうです。
(林野庁ホームページより)

おお、だったらどんどん木を植えてCO2を減らしましょうって?

でもね、木は成長期には二酸化炭素を多く吸って体を大きくしますけど、
成熟すればそれほど吸わなくなり、やがて老木になり枯れ、倒れ、
微生物に分解され、最後は空気中の酸素と結合して二酸化炭素になるそうです。

あれ?結局ぜんぶ二酸化炭素になっちゃうんですね(笑)。

では林野庁は嘘つきなのか?

いえいえ、ちゃんと難しい注釈が打ってあります。
で、その意味するところは、「木が死なないと仮定して」とか
そんなふうなことだそうです。

なんだかバカにしてますね(笑)。

いや、鵜呑みにする方がダメなのかな?

「人は真実を信じるのではなく、そうなりたいと思うことを信じる」
                    (フランシス・ベーコン)

うーん。
せめておとぎ話ならいいんだけど。
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)