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Posted by 京つう運営事務局 at

2008年08月28日

選別

先日、父の実家からお米をいただいた。
というか、毎年のように頂いていて、ありがたいかぎりです。

で、そのお米、当然というかなんというか精米前のもので、
私は近所の小さなお店でいつも精米してもらいます。

そこで毎年のようにくり返される会話(笑)。

皆さんはご存知でしょうか?
精米されたお米の中には、わずかに黒く変色したお米が混じって出てきます。
これは稲穂の時にカメムシがお米を少しいただいた証。
つまりこれは自然なことで普通はそういうものなんですね。

で、私はそれを見つけると思わずつまみあげて
「あ、あった」と心の中でつぶやきます。
すると、店のおじさんはそんな私を見ていいます。

「それはな、カメムシが食べたあとやねんで」
「あ、ええ、虫が・・・」
「昔はみんなそんなんやったんや」

そこで私も「そうですね」と訳知り顔で答えればいいものを
おじさんの妙な気迫に負けて「あ、はい」とよくわからない返事をしてしまいます。

「これが普通や。これでいいんやで」
「ええ」
「それがどや、お店でこれがちょっとでも入ってたら売れへんのや」
「そうですね」
「大丈夫や。食べたらええ。死なへん」
「はい」
「農家の人は大変や。これを選別してはじく機械いくらか知ってるか?」
「いえ」
「まぁ、国産高級車1台やな」

そんなふうなことで、ここ数年、
この会話がお盆あけの恒例行事となっているのでした(笑)。

(残暑お見舞い申し上げます。)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年08月25日

孤高の人

友人にお勧めの小説を聞くと、
新田次郎の「孤高の人」だと、すぐにかえってきた。

読んでみると、うーん、なんかスゴイ。
今まで読んだものがそうじゃないとかじゃないですけど、
あぁ、これが本物の小説なんじゃないか、
そんなふうなことを感じます。

余計なものがなくて、かつ、厚みがあるって感じです。

なーんだ今頃そんなこといってるの?
なんていわれてそうですが(笑)、小説もたまにはいいですね。

実在した単独行の登山家を描いたこの小説。
ただ、その物語や全体をつつむ空気もさることながら、
大正から昭和にかけての時代背景にあって、
ひたすらに自問自答する主人公という切り口から
作家の鋭いまなざしと思想が見えてきます。

というわけで、私もお勧め(笑)。

特に孤独が好きだというあなた、きっと山に行きたくなりますよ(!?)
なんちゃって。

「孤高の猫」
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年08月17日

歩く(その5)

つづき。

山猫軒をあとにして、なんとか家にたどりつく。

カメラのフィルムカウンターを見ると、
あと数枚残っている。

巻き上げようか、そのまま残しておこうか迷っていると
寝起きのうるめちゃんが登場。

なにげに一枚。


おしまい。
  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2008年08月16日

歩く(その4)

つづき。

お寺をあとにして、ふたたび歩き出すも、
やっぱり歩くのって疲れますね(笑)。

ちょっとだけ電車に乗っちゃいました。
北野白梅町にて。



さらにカフェで休憩。
もちろんビール。

お寺で抹茶、カフェでビール。
これぞ至福の取り合わせ(笑)。

cafe山猫軒にて。
窓ごしに外の小径を撮ってみる。


つづく。  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2008年08月15日

歩く(その3)

つづき。

穴場のお寺に到着。

障子の向こうの影をぼんやり撮りたくて
数枚シャッターを切る。
デジカメじゃないので撮れているかその場ではわからない。

結果はごらんの通り、ダメでした(笑)。




お茶を一服いただき、お庭を歩いてみると
一本の朽ちた木に出会う。

とっさに、道すがらなんとなく撮った電柱を思い出して
同じ構図で撮ってみることにする。

まずは電柱。


こちらが朽ちた木。


比べてみましたが大意はございません。

つづく。  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2008年08月14日

歩く(その2)

つづき。

公園のベンチになにげに座ってみたあと
ふたたび歩き出す。

線路沿いの道。
ひまわりが咲いてましたがうまく撮れてませんでした。



さらに東へ。

お寺の庫裏かなんかでしょうか。
妙に気になって、ちょいと暗い目で一枚。


でもちょっと暗すぎ(笑)。

つづく。  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2008年08月13日

歩く(その1)

先日のあてどなく歩いてみる記事(こちら)での写真を
お盆休み中にアップすることにしてみました。

5日間連続でお昼の12時更新です。
お休みの暇つぶしにどうぞ。

あ、ホントになんてことない写真です。
期待はできませんぞ(笑)。
では一枚目。

歩き始めて5分。
とりあえずシャッターを切ってみる。



少し歩くと小さな公園。
こんなとこにあたっけ?


つづく。  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2008年08月08日

ミャー!

先日、予防注射を受けました。

あ、私じゃありません、うちの猫の話です(笑)。

普段は自分でケージに入ったりしているのですが、
押入れからケージの扉を出したとたん、怖がって逃げまわります。

そんなふうなことですから、よっぽど病院がきらいなんでしょうね。
ミャーッ!と最後の抵抗もむなしくケージにおさまったうるめちゃん。

動物病院でも終始おびえて小さく丸まっています。

で、そんなうるめを看護婦さんが見るやいなやひと言。
「まぁ、かわいらしい首輪!」

家に帰って妻に
「なんでうるめやなくて首輪をほめる?」
と文句をいうと、
「あのな、あの人らは一日何十匹と猫を見たはるんやで。
 そういうのを親バカ(猫バカ?)っていうんや。」

なるほど。気をつけます(笑)。
  


Posted by +0 atelier at 12:30Comments(0)

2008年08月07日

おやっ?

妻のものとおぼしき芸術新潮の先月号を
パラパラと眺めていると、ロン・ミュエックの記事が出ていた。

そう言えば先日友人とその話になったとかで
しきりに私に話を持ちかけていたような(笑)。

忙しくてイライラ気味の私はちゃんと聞いてませんでしたが(笑)、
金沢の21世紀美術館にきてるみたいですね。

私が初めてロン・ミュエックの作品を見たのは3年前のシドニー。

州立美術館に展示されていた“Untitled (old woman in bed)”が強烈で、
スケッチブックにその時の感想が書いてありました。
「完全に死をあらわしている。
 完全な死が完全な生をあらわしている。
 逆説がとてつもない悲しみを浮かばせる」

なんだかわかったようなわかってないような感じで恥ずかしいですが(笑) 、
とにかく強烈だったんでしょうね、作者名をメモするのを忘れてます。

え?じゃぁそれはホントにロン・ミュエックの作品なのかって?

あのね、そこにあったゴッホやモネよりもよかったなんて、
そんなふうなことまで書いてあるんですからねぇ、間違いないでしょう(笑)。
(金沢21世紀美術館「ロン・ミュエック展」のページはこちら

(とにかく考えさせられます。)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2008年08月01日

調和

“Progess and Harmony for Mankind”(人類の進歩と調和)

さて、なんのテーマかわかりますか?

答え:1970年の日本万国博(EXPO'70)
そうです、大阪万博です。

ひょんなことからこの時の絵はがきセットが出てきまして、
そこに書かれていました。

私が生まれる前の年にこの万博があったわけですが、
見つけた時になぜか「なつかしい」とかそんなふうなことを感じてしまいました。
なぜ(笑)?

中にはこんな写真のハガキも入ってました。


ウラにはこんな説明が書かれています。

「電気自動車:排気ガスはゼロ。騒音も少なく、
       アクセルだけでスピード調整できる未来カー。」

なんとも微笑ましいですが、あれから38年。
人類は進歩したのかな?
写真だけ見ると進歩したような、でも言ってることは進歩してないような(笑)。

ちなみにこの時のテーマの「調和」って何との調和?
  


Posted by +0 atelier at 12:30Comments(0)