京つう

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2009年08月10日

漢字事故

「紀元前に生まれた古い文字で、現在まで使われているのは漢字だけなんです。
 エジプト文字も、メソポタミアの文字も滅びました」

「人間と文字」というモリサワのカレンダーを制作するにあたり、世界中の言葉を
時代を追ってみた時の感想を問われた田中一光氏の言葉でした。(『IDEA』No.252 誠文堂新光社)
田中一光氏はグラフィックデザイナー。
ロフトのシンボルマークなんかもデザインしているみたいですね。

で、氏によると漢字は最小でも4000字あって、画数も多くて覚えにくい。
一方アルファベットは現在26文字で簡単だからコンピューターの時代になれば
漢字も滅びるだろうといわれていたそうです。
ところが現実はそうではなくて、実際はコンピューターの頭がよくて漢字を全部呑み込んで
しまったとかそんなふうなことでした。

まぁ「だから漢字は残ってるんだ」とまでは言えないと思いますが(笑)、
複雑な象形文字みたいな漢字の存続を科学技術の進歩がある意味で支えているとは言えそうですね。
そうやって見まわしてみると科学の進歩はホント色々なところで活躍してますね。
でもいいことばかりでもない。こういう話しになると原爆を発明したアインシュタインは
どうなのよ?といった話題がすぐにのぼります。
ポール・ヴィリリオは新しい技術が生まれると、同時に新しい事故が生まれるって言うくらい。
うーん、難しい問題です。

いやでもね、コンピューターに呑み込まれた漢字が起こす事故ってどんなの?

あ、同音異語が氾濫して訳わかんなくなるとか?

いや、なんか違うか(笑)。

(photo by うるめもどき)
  


Posted by +0 atelier at 13:18Comments(2)