京つう

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2010年11月28日

鳴滝能

皆さん、伝統芸能の「能(のう)」って見たことあります?
実は先日初めてその舞いを観てきました。

新年早々狂言を観て、今回は能ですから今年は伝統芸能に縁があるような。
うちの家から15分程歩いたところに杉浦家の能楽堂がありまして、
どうやら毎年「鳴滝能」として開催されているみたいです。

能は難解といいますね(笑)。
何を言っているかわからないし、動きも実に繊細。
けれど今回は初心者向けにかなり詳しい解説を始めにして頂けたので助かりました。

私が観たのは「葵上(あおいのうえ)」という演目。
理性と品格をそなえた愛人が葛藤の末に生霊と化し、正妻に取り憑くものの
最後はお経(?)をとなえられて成仏するという悲しいお話し。

で、誰の愛人かといいますと皆さまご存知の光源氏(ひかるげんじ)。
正妻の名が葵上ということであります。
(ま、知らないのは私だけですかね(笑)。)

このあたりのことを始めに解説して頂けたんです。
「前半この辺りにいるのがその生霊です」とか
「成仏するときはこんなことを言います」といった感じでかなり詳しく。

ま、今風に言ってしまえば「ネタバレ」といったところでしょうか(笑)。

でもね、それでもおもしろかったんですよ。
いや、だからこそなのかもしれないんですけど、
生霊が正妻を絞め殺そうとするシーンなんかもうハラハラドキドキ。
繊細な動きに秘められた恐さ、凄み。
ビミョウな振る舞いで表情が違ってみえる能面(こわっ!)。
物悲しい笛の音、小鼓や太鼓の音圧と迫るかけ声。

いやもうなんか感動でした。
気がついたらなぜか生霊を心の中で応援してましたもんね。

ネタバレしててもこのおもしろさ。
うーん、深い!
そしてまた観たい!

(絶好調のフィアット・パンダ君。うしろ姿はこんな感じ。かわいいでしょ?)



Posted by +0 atelier at 18:09│Comments(0)
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