京つう

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2007年09月27日

ペレット

森林バイオマスって聞いた事ありますか?

私は数ヶ月前に初めて知りました。
間伐材や製材屑などのゴミとなってしまうものを、
エネルギーとして利用可能にしたもの。
薪や炭がなじみ深いものですが、注目されているものに「ペレット」があります。

ペレットとは、ゴミとなって捨てられてしまう木材を乾燥、圧縮加工して、
固形燃料としたものです。

実は昨日、「木質ペレット勉強会」なるものに参加してきました。
京都学園大学の教授の話がとてもおもしろかったのですが、
山から切り出される木の内、建材やその他の商品として使われるのは、
その工程や品質上、ほんの少しで、ほとんどがゴミとなってしまうと聞くと、
なるほどペレットにしたらいいじゃない、と単純に思います。

が、話はそれほど単純じゃない。
ペレットにするには必ず「乾燥」という工程が必要とのこと。
海外では、それ用の倉庫でのんびり半年〜1年くらい乾くのを待つそうですが、
日本ではその作業を、むりやり熱を加えてすましがち。
この熱を加えるエネルギーのことを考えると、
本来節約や代替という視点に立っているはずが、何をしているのかわからないとか、
そんなふうなこともわかりました。

手っ取り早いのは、製材所ではなく、プレカット工場なんかで出る廃材を利用すれば、
もともと乾いているので比較的コストが抑えられるとのことでした。

ペレットだけを考えるとこれでもいいのですが、国内産の木材の需要が減り、
日本の森や林が荒れているのを、健全化しようとする視点まで含めると、
プレカット工場では輸入した木材によるペレットの割合が多くをしめてしまうわけだから、
日本の森や、林の健全化に対してはあまり決定打にはなりそうもないですね。

コスト面を割り切ってでも、国内自給率を上げようなんて精神はなかなか根付かない
だろうし、まだまだ前途多難ということでしょうか?



Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(0)
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