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2007年10月16日

性善説

「宗教や民族の問題は、悲劇を生む原因ではなく結果である」
(「豊かで複雑な、僕たちのこの世界」より)

聞いたことありますか?
私はこの本に出てくるまで聞いたことがありませんでした。

宗教や民族が原因で争いが起こるのではなく、
原因はもっと別のところにあって、
争った結果、宗教や民族の違いというところへ行き着く。
(あるいはそうさせられている)
そんな考え方ですかね。

うーん、なんとなくイメージは出来ますね。
でも何事もなければ本来対立はしないはずだ、
というほど単純でもないような気がしないでもない。
こういうの「性善説」っていうんでしたっけ?(あれ?違うかな?)

性善説:人の本性は基本的に善である。

なんだかちょっとホントかなぁ、
私はそんなふうなことを思ってしまうのですが、皆さんはどうですか?

仮にそうだとしても、
自分が正しいと思う力でも悲劇は起きるのでは?



Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(4)
この記事へのコメント
ちょっとズレたコメントになりますが・・・。

他人を信じようとする時に性善説は良いと思うのですが、自分を”善”だと盲信するのは危険な思想だと思います。

「自分はともすれば悪に寄りがち。」くらいに自分を見ていたほうが、過ちは犯さないですむのではないでしょうか。

自分自身は善き人だろうか。善き人だと信じたい。でも、行いは決して”善”ばかりではないよなぁ。・・・そんなふうなことを考えています。
Posted by のり at 2007年10月18日 11:25
なるほど。
自らを善と主張する人をイメージすると違和感がありますね。
それが「盲信」から来るのか、「善」から来るのか、
またその両方なのか?
でもいつかは正しいと思わないと何もできない。
その時は「自分はともすれば悪に寄りがち」という
自己反省的な視点が大切という訳ですね。
納得です。

考えてみると、信じている正しさと善が必ずしも一致しないところが
ミソなのかな?
この先は、善って何?という深みにはまりそうな感じですね。

それにしても、のりさん、
私は「過ちを犯しているのりさん」が
まったくイメージ出来ません。
これも盲信でしょうか?!(笑)
Posted by +0 atelier at 2007年10月18日 16:18
おくればせながら・・・

確かに。
魂の原点の部分は 純粋無垢なのかもしれません
が、
それが 「善」なのか?といわれると
「?」  といわざるをえません。
+0さんのおっしゃるとおり
「では 善 て 何なの?」
とゆうところにたどりつきますね 笑

「善」とは結局のところ 「人間が定めたもの(法律とか)」と
生きとし生けるものが最低限守らないといけない
「本能的なもの」とに 大きく分けられるのか・・・?

人間が定めたもののほうは 国によっても違いますし、、、(婚姻問題等含め)
そう考えると 本能的なものを基準に
己の力とか思考を過信せずに生きることが世界平和につながるのか・・・
でも、その中で強く主張するものが勝っていくのが
自然のサイクル「弱肉強食」でもあるから、むつかしい。。。

て、
書いてたら なんかこんがらがってきましたーー
すんません<< 笑
Posted by みろく at 2007年10月21日 15:34
おもしろいですね。
みろくさんのように「純粋無垢な魂とは本能である」とするところから
スタートすると、違う世界が見えますね。

私が「正しさ」と「善」というどちらも「人間が定めたもの」を
対比させているのに対し、本来「善」と対比させるべきものは
「本能」であるというわけですね。

本能の世界(自然のサイクル)では良いも悪いもない。
だからこそ「弱肉強食」は普通の(当然の)出来事。
しかし「ひかえめ」な主張が強い主張に飲み込まれる際、
途端に善的概念が立ち上がりつつも、横目では本能的弱肉強食が
ちらちらと見え、「こんがらがる」。
(こういう解釈でいいのでしょうか?)

思うにみろくさんは「本能的なものを基準に」できる発想があって、
だからこそ割り切らずに考えられるのではないでしょうか?
(ちがってたらごめんなさい。)
もしそうであるならば、なるほど難しい立ち位置にいますね(笑)。

あれ?この言い方、ちょっとひき逃げ気味?(笑)。

少し前の記事にコメントがあると、
あぁ読んでくれてる人がいるなぁと思えてうれしかったです。
また来て下さいね。
Posted by +0 atelier at 2007年10月22日 11:36
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