京つう

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2007年10月19日

災害

1755年、リスボン大地震の際、ルソーはヴォルテールに手紙を書いています。

今回の地震は、それがリスボンという都市に起きたから大災害となったのであり、
地震という自然現象そのものは災害ではない。

そんなふうなことが書かれていたそうです。
ルソーに言わせればリスボン大地震も人災ということですかね?

これは自然と人間をある意味別の(それぞれ独立した)ものと見ている訳ですが、
今は逆に、自然と人間を連続したものと見る方が主流なのかな?

「共生」という言葉が溢れているところを見ると、
自然は自然、人は人、お互い折り合いをつけようよ、という訳ですから
それぞれ独立したものとして捉えているということかなぁ、なんて思いますが、
雰囲気としてはそうでもなくて、
むしろ人=自然みたいな感じで「共生」が使われてますね。

私なんかは、
自然が相手なんだから「共生」は「強制」にしかならないけど「共生/強制」するしかない、
なんて思いますから、やっぱり自然と人を別のものとして見ているんでしょうね。

逆に、自然と人間が「連続的な関係」の上での共生というのをイメージすると、
アフリカの古代民族やアボリジニが浮かびます。
でもあそこまで素朴な生活には戻れませんよね。

ルソーは言います。
「私たちの言うがままに世界の秩序は変えられなければならないというのか。
 私たちの法に自然が従わなければならないのか。
 私たちが都市を建設した場所では地震を起こすことを禁じるというのか。」




Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(0)
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