京つう

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2008年01月08日

悲劇

先日、山田太一編「生きるかなしみ」という本を
パラパラとめくっていると、ニーチェの言葉が引用されていました。

新年早々暗いタイトルの本ねぇ、なんて言われそうですが(笑)、
まずは孫引きしておきます。

「悲劇は人生肯定の最高の形式だ」

この言葉をニーチェがどんな脈絡で語ったのかはわかりませんが、
山田太一は「シビアな楽天性」といった感じで捉えられている様です。

人はいやなものから目をそむける。
人生の暗部を見まいとする。
これは楽天的とは言えない。

「本来の意味での楽天性とは、人間の暗部にも目が行き届き、
 その上で尚、肯定的に人生を生きることをいうのだろう。」
(山田太一「断念するということ」より)

そんなふうなことでした。

で、せっかくなので(!?)読んでみることにしましたが、
16人の作家の短文を山田太一が集めたこの本、
今のところ山田太一自身の序文が一番いい感じに思えます。

まぁ、暗い、厳しい、と言えばそんな感じですが、
希望も無くはない、かな?。

(少なくとも嫌いじゃないね。Photo by うるめもどき)



Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(2)
この記事へのコメント
ごぶさたしています。

あまり詳しくないのですが、山田太一と言えば
ドラマ「岸辺のアルバム」がスゴイ面白いらしいですねぇ。

確か、スチャダラパーが絶賛してました。

一度観たいとは思ってるのですが、まだ観れてません…。

でわでわ。
Posted by リヤル at 2008年01月09日 13:10
リヤルさん、こんにちは。

私は「岸辺のアルバム」をなぜか子どもの頃に見た記憶があります。
勘違いかな?

でも子ども心に妙な悲しみを覚えたのを記憶しております。

ええ、良いドラマですよ。
ではでは。
Posted by +0 atelier+0 atelier at 2008年01月09日 16:54
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