京つう

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2009年04月10日

悲しい音楽

なぜなのかわかりませんが、「あぁ、この曲いいなぁ」
と思った曲が悲しい曲だったってことありません?

私は結構あります(笑)。
でも別に悲しくなりたいわけでもなく、またその時が悲しかったわけでもない。
以前からどうしてそういう曲の方が好きなのかとギモンはあったわけです。

誰だって楽しく生きたいのになんでわざわざ悲しい音楽を好きになるのか。

で、先日読んだ本におもしろいことが書いてありました。
なんか手がかりになりそうな、そんなふうなことです。

それは「メランコリー」についての解説文でした。
社会学者の大澤真幸がフロイトによるメランコリーの記述を解説しています。

「普通の悲哀は、もともと現実に所有していたものを喪失したときに引き起こされる。
 それに対して、メランコリーは(一部略)初めから所有していなかったものへの喪失感」である。
 (「二人の天使」大澤真幸 青土社より)

つまりメランコリーとは「そもそも所有不可能なものの喪失感である」ってことですね。

この「所有不可能なも」がフロイトによる「根源的なのも」に対応しているところが
興味深いのではありますが、おもしろいのはここから。

メランコリーにおいては何が失われたのかはっきりわからないけど、
喪失を通して「それ」と「関係できた」のであり、
いわば喪失だけが「それ(根源的なもの?)」を「所有できる」唯一の方法であるというのです。

ん?喪失して所有?しかも「根源的な何か」を?
・・・頭がいたくなりそうですね。

いやでもね、悲しい音楽を聴くたびに訪れるメランコリー。
その時、人が「根源的な何か」を手にいれてるとしたら・・・。

そりゃ、その悲しい音楽、好きにならずニャいられんでしょ?

(根源的ってなに?)



Posted by +0 atelier at 17:34│Comments(6)
この記事へのコメント
全てを見透かしたようなにゃんこの目・・・・可愛いwww
Posted by K at 2009年04月10日 17:49
こんばんわ。3回連続書き込みのsakuです。
うっとうしかったら言ってください(笑)勉強しろって感じですね。

悲しい歌が気になるのすごく分かります。

所有していなかったものの喪失感ってなんだかやるせないですね。
私は「メランコリー」は自分の中の小さな不安をかき立てるようなものだと思います。
「失っている」のではなく、「増幅している」のではないでしょうか。
どんなに元気な人にでも何かしらの悩みはあるものです。
それを「増幅」して「喪失感」のようなものを感じるのではないでしょうか。

●私の中のメランコリー●
「ミルキ~はママの味~」
旋律が切ないメランコリーを感じるものです。

「悲しみよこんにちは」
メランコリーの中のメランコリーな本。
Posted by saku at 2009年04月10日 23:36
Kさま
かわいいでしょ、うちの猫(←親バカ!w)。
名はうるめといいます。
私はできませんが家内は会話ができるといってます(w)。
Posted by +0 atelier at 2009年04月11日 10:42
sakuさまおはようございます。
うっとうしいなんてとんでもない!
コメントはいつもうれしいものです。じゃんじゃんお願いします(笑)。

「悲しみよこんにちは」ですか。サガンでしたっけ?
たしかに言いえて妙かもしれませんね。
ヒロインの亡き母が「根源的な何か」ということでしょうか。
「増幅」もしかり。むしろその方がわかりやすいかも(笑)。
増幅することで小さな不安との関係を強める。
ただ、そのアウトプットは「喪失感」という形しかとれない、
みたいな感じかな?。

ちなみに私としてはミルキーではなく、むしろパルナスです(笑)。
え?もしかして「モスクワの味パルナス」を知らない?
ご存知ないのならお若い証拠です(笑)。
Posted by +0 atelier at 2009年04月11日 11:19
ごめんなさい。知らないです。パルナス。
お菓子ですか???


「悲しみよこんにちは」・・・読んだことないんですけどね。
昔あらすじだけ読んだことあるのですが、なぜか私の中でメランコリーな感じです。

うるめ姫によろしくです。
Posted by saku at 2009年04月11日 14:29
おゎ、sakuさま、コメントに気付きませんでした!
ごめんなさい(笑)。
ちなみにパルナスはお菓子です。
でも食べたことはありません(笑)。
CMソングが有名なのですぞ。
ではでは。
Posted by +0 atelier at 2009年04月16日 18:15
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