2007年07月16日
No!
「どうしたら人間らしくなれるかを子供たちに示すのに、
音楽にまさる方法があるだろうか?」
指揮者 ダニエル・バレンボイムの「音楽と社会」(みすず書房)での言葉。
曰く、音楽は正反対の二つのことに奉仕出来るそうです。
一つは、全てを忘れて、抱える問題から逃れること。
もう一つは、音楽を勉強することで人間性を学ぶこと。
この二つを「正反対」と言ってしまえるところが
なんともすごいですね。
そして、きびしぃー!
作曲家の残した一音一音の意味を問い、それはおのずと人生、ものごと、を
理解することになる。
そんなふうなことだったと思います。
三大巨匠のひとり(?)フルトヴェングラーのリハーサルでの逸話もありました。
「フルトヴェングラーはリハーサルで二百通りもの「ノー」を試みたが、
それはコンサートの晩にたった一度だけ「イエス」というためだった。」
ちなみに建築ではよっぽど偉くならないかぎりリハーサルはありません。
ましてや、二百の「ノー」なんて現場監督に刺されます。
ですから、図面の段階でいかに完成品を正確に想像出来るかが大事です。
(写真:平井美行 設計:+0 atelier)
音楽にまさる方法があるだろうか?」
指揮者 ダニエル・バレンボイムの「音楽と社会」(みすず書房)での言葉。
曰く、音楽は正反対の二つのことに奉仕出来るそうです。
一つは、全てを忘れて、抱える問題から逃れること。
もう一つは、音楽を勉強することで人間性を学ぶこと。
この二つを「正反対」と言ってしまえるところが
なんともすごいですね。
そして、きびしぃー!
作曲家の残した一音一音の意味を問い、それはおのずと人生、ものごと、を
理解することになる。
そんなふうなことだったと思います。
三大巨匠のひとり(?)フルトヴェングラーのリハーサルでの逸話もありました。
「フルトヴェングラーはリハーサルで二百通りもの「ノー」を試みたが、
それはコンサートの晩にたった一度だけ「イエス」というためだった。」
ちなみに建築ではよっぽど偉くならないかぎりリハーサルはありません。
ましてや、二百の「ノー」なんて現場監督に刺されます。
ですから、図面の段階でいかに完成品を正確に想像出来るかが大事です。
(写真:平井美行 設計:+0 atelier)
Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(0)