京つう

住まい・建築  |右京区

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2007年09月07日

HERO

映画「HERO」のPRが激しくなってますね。
キムタク演じるイケメン検事と、松たか子演じるメガネ萌え事務官の最強タッグ。
出来過ぎで私には関係ないわなんて言ってるあなた。
いえいえ、2年後にはあなたにも法廷で出会えるチャンスが来るかもよ?

そうです。2年後に導入される「裁判員制度」。
「くじ」で選ばれた一般の人が裁判官と一緒に審理するって、あれです。

選ばれる確率は「一生で1回あるかないか」ぐらいだそうですから、
一応「出会い」のチャンスは出来た訳です(笑)。

でもね、最近になってその「くじ」が純粋に「くじ」じゃないってことが
わかってきました。
くじによって選ばれた人に質問をして、その答えによっては「外される」という、
とんでもないことがされる可能性があるという、そんなふうなことです。

例えば、被告人を死刑にしたい検察側は、
「あなたは死刑制度に反対ですか?」といった質問をして、
「反対です」
なんて言っちゃうと、検察側には不利ですから、はじかれるわけです。
怖いですねー。
というか、「公正」であるべき裁判が、
「ある一定の考えをもってる人」しか参加できないなんて、
どう考えてもおかしいですよね。

「ウソついちゃえば?」はい、私も考えました。
でもバレると「刑罰」がくだされるとのこと。
またまた怖い。

他にもたくさん問題があるみたいですよ。

ちなみに法廷に真実はありません(?!)。
あそこはあくまでその犯罪が「立証」されているかどうかを審議するところ。

被害者が泣こうとも、被告人が泣こうとも、キムタクに見つめられようとも、
はたまた、松たか子にウインクされようとも、感情に流されませんように。

「推定無罪」をお忘れなく。

HERO



Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(0)
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