フセン
先日、母校である近畿大学へ行った時のこと。
去年念願だった雑誌に私の作品が掲載され、
うれしくてそれをゼミの先生に報告しようとお伺いする機会を
ねらっていたのですが、それが今頃になってしまっているわけです。
先生はまったくおかわりなく(笑)、雑誌のことも以前メールで報告して
いたものですから今更そんな話にもなりません。
ただ、隣の部屋に今年のゼミ生が二人いるとのことで紹介してもらいました。
すると、その内の一人が模型でなにやら考え事をされている。
おもしろそうなので声をかけてみると、非常に誠実に答えてもらって恐縮。
さらにその彼は、気をつかってくれたんでしょうね、私に
「設計事務所をされているんですか?作品はHPで見れますか?」
とたずねてくれました。
普段学生と話すことのない私はうれしくなり、
早速、雑誌に載ったことを少々自慢げに(笑)話し、皆でみてもらうことに。
「えー、ゼミの先輩で『住宅特集』(雑誌の名前です)に載ってる人が
いるんやったら先生教えてくれてもいいのに・・・。」
と、つぶやくゼミ生。
けれど本棚から探して見つけたその雑誌には、
ひっそりと私のページにフセンをつけてくれていたのでした。
うれしいです、と正直に先生に言うと、
「そんなことでそんなん言われてもわしゃ知らん」
と、むこうを向かれた先生なのでした(笑)。
(あさっての土曜日、我が家がテレビに出ます!見てね。)