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2020年08月18日

非常勤講師

今年度(令和2年)の後期から大阪産業大学で非常勤講師をさせて頂くことになりました。

科目は「建築構法」と「建築材料」。
前任の先生からお話しを頂いて、是非に!と希望、審査を経て、半年以上前になりますか、拝命頂くことになりました。

実はずーっと何年も前から、何か話が出るたびに講師をやってみたい、若い人に建築の楽しいところを伝えたいと色んな人に話していたところ、今回本当にお話しを頂くことが出来て感謝と感動の嵐。
やりたいことはなんでも口に出しておくものですね(?!)。

私が担当するのは「構法」と「材料」ですから、内容は基本中の基本。
これ知らないと現場でドン引き(?!)されそうなことばかりなので(笑)しっかり伝えられるようにと考えると、講義の準備にも気合が入ります。

私が講義をさせていただくのは2回生の皆さん。
私が2回生の頃はまだ建築に目覚めてないか、ちょうど目覚めたか、くらいの時だったと思います(苦笑)。
なので、建築って楽しいんやで!ってことも合わせて伝えたいなと勝手に考えている次第です。

卒業して25年あまり、建築設計の世界だけでなんとかやってきた経験を踏まえて(?!)、出来るだけ実際のエピソードや、それが実際の設計にどう影響するのかなども解説しながら進めたいと思っています。

でもあれかな、あんまり熱いと引かれたりするのだろうか。。。

いやいや、そこは気にするなオレ。
それ気にしたらもう何がなんかわからんくなる。
それよりも大事なことをしっかり解説しよう。

そんなふうなことが頭の中をぐるぐる。
その度にノンノちゃんにちょっかいを出す日々が続いているのでした。

(ん?なに?)

  


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2020年02月13日

猟をはじめて

今季からお誘い頂いた猟友会に同行させていただいています。

実はもともと猟はしないと決めていました。

まずは銃の扱いに十分慣れてから。。。

銃の事故は射撃場よりも猟場が多い。それでいて迷惑を掛けると取り返しがつかない。

そんな思いの中で、一番の理由は何より、オリやワナに掛かった鹿や猪にとどめをさす自信がない。

京北あたりの山道で普通に見かける(?!)鹿を見てかわいい、なんて思っている私に槍や電気でとどめをさせるのか?

いや、待てよ。。。
なら牛は?豚は?にわとりは?
何が違うの?
誰でもたぶんそう思うと思いますが、もちろん私もそう思ったわけです。

なんか逃げてるんだろうか?
動物を殺して食べてるなんてあたり前のことと、ちゃんと向き合うことを避けてる。
せっかく向き合える環境にいながら避けてる後ろめたさ(?!)みたいなものが、
のっそりと覆いかぶさってくる(笑)。

うーん、やってみるか。。。

体験して、感じたものと折り合いをつけてみよう。
折り合いがつかなかったら、もっと考えよう。
そんなふうなことを考えたのでした。

で今季、猪ばかり2回ほど「止めさし」をする機会を頂いた。
結果、折り合いはついたのか?

いやいや、なんともまだ言葉にはなりません(苦笑)。
けれど、2回とも「ごめん!」という気持ちと「美味しく食べる!」という思いが自然と湧き上がりました。
ほんとに自然と。

でもって自分として意外だったのは、いざ命を「いただいた」あとは、
急にそれが食べ物にしか見えなくなったということ。

川まで運んで内蔵を抜く時も、吊るされた猪の皮を剥いだり、解体して切り分ける時も。
これら全部を教わりながら実践するのですが、そんな時にあらためてかわいそうとか、
そういう感覚はうまれませんでした。
単に美味しそう、とか、脂のってるなぁ、内蔵ってこんなんなんやぁとか。。。

人間って勝手やな。。。
いやいや、僕って勝手やな、ですかね(苦笑)。

何にせよ貴重な体験をさせていただいた今季、きっかけはクレー射撃をご一緒させて頂いている方からのお誘い。
本当に感謝です。
もちろんこれからも続けます。

まずはちゃんと鴨を落とせるように腕を磨きます(笑)。
いつも鴨を追い立ててもらっているのに、全然落とせないのが申し訳なくて。。。
いつまでも謝ってばかりじゃねぇ。。。(汗)


盛り付けまで気合がはいります!(笑)
  


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2019年04月05日

レトロ派?!

HPのブログで、期せずして腕時計を買ったことを書きました。
自分の廻りの建築家がしている腕時計を観察して(笑)熟考、
結局オメガのアンティークにしたわけですが、そこでふと気がついたことが。

あれ?わたくし、こんなにレトロ派だったっけ?

と言いますのも、家は町家、車はレトロカーのFIAT PANDA、カメラは二眼のローライフレックス、
始めたばかりのクレー銃は古くて重い上下二連式。
でもってここにきて腕時計が1964年製のOMEGA。。。

いつからこんなことになってしまったのだろう。。。

言っときますが、建築は断然「現代建築」が好きで、ほっとけばそういうデザインをします。
宣伝じゃないですけど、HPに上げている作品を見て頂ければわかるはずです。

歳をとったから?(笑)
いやいや、町家に住み始めたから?
PANDAに乗って目覚めたの?

う~ん、どれも当たっているような。。。

いや待てよ。
二眼のカメラを買ったのは確か大学生の頃。
やっぱり、そもそもそういうのが好きだったのかも。。。

そんなふうなことをぼんやり考えたのでした。
(学生の頃、中古で手に入れたローライフレックス。もちろん現役です)
  


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2019年01月01日

2019 あけまして。

2019年 あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年はどんな年になるのかな?
いやいや、今年はどんな年にしようかな?ですね。
ん。。。いやいやいや、そんなガラでもない(笑)。
そんなふうなことで、今年はどんな年になるのかな?  


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2018年03月31日

八ヶ岳

今年も友人が建てた八ヶ岳の別荘にお邪魔してきました。
去年も一泊させてもらったのですが、その時の様子はこちらの過去記事で。

今年のメインイベントは、その友人(同期の親友)と八ヶ岳を望める小さな山に登ること。
頂上まで1時間弱。まだ少しだけ雪の残る山道をゆっくりと登ります。
登り始めると日常を忘れてぽっかりあいた頭の中を普段考えないことがめぐります。
他愛のないことや、わりとどうでもいい事ばかり(笑)。

でもその中で今回はちょっと納得と言いますか、収穫がひとつありました。

これまで「休みの日はなにしてるの?」と聞かれると「たまに山登り」と答えたりしてました。
でも「山登り」というほど大層な山に登るわけではない。
「登山」なんて言い方はもってのほか(笑)。
それに「登り」たいわけでもない。つまり苦労して坂を上がって頂上を目指したいわけではない(笑)。
山を登るのも、下るのも、どっちも楽しい。
もちろんずっと平坦な山道だっていい。

「このオレの楽しみ方を一体なんと言えばいいのだろうか?。。。」

そんなふうなことを考えていると突如その親友が何気なく使っていた言葉を思い出しました。
それは「山登り」でも「登山」でもなく、ハイキングやトレッキングといった今風なことでもない。

それは「山歩き」。

これだ!これが私には一番ぴったり。
そう、山を歩くだけでいいんです。
山の中にいればそれで幸せ、そんな感じ。
なーんだ、普通に使う言葉じゃん!なんてがっかりですか?(笑)

「休みの日はたまに山歩き」

うん、これからはこの言葉を使おう!と決めたのでした。

この日、小さな山なので前半の登りは突然終わり、尾根に出るといきなり雄大な八ヶ岳が現れました。
やっぱり「うわぁ~」って声が出ます(笑)。

写真はその小さな山の頂上から望む八ヶ岳。
こんなに美しい山が日本にはあるんですね。
いつか絶対登るぞっ!(笑)


  


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2018年01月11日

明けまして おめでとうございます。

新年 明けまして おめでとうございます。
楽しいお正月休みはあっという間に過ぎ去りますね(笑)。

うちでは数年前から年末にお餅をつくことになってまして、昨年末も餅つきをしました。
とは言え、杵と臼という訳にもいかないのでもちろん餅つき機、家電餅な訳ですが、それでもやっぱり買ってきたものよりかは断然美味しい。
お雑煮にして、お正月休みの間にすっかり食べきってしまいました(笑)。

実はこの行事、うちでやる前は実家の両親が毎年せっせとやっていたものを、
ある年からうちで担当しようということになったものです。
最初の年は両親から結構大変だとか、水の分量がどうとか、細かな申し送りを受けて
トライしたものですが、餅つき機のトリセツをダウンロードして、書いてある通りにしてみると
なんてことは無い。
もち米と水を入れてボタンを押して、ブザーが鳴るまでのんびりとテレビを観ながら日本酒をちびり。
蒸しあがってもまたボタンを押して、適当な見た目になるまでつき上がって取り出すまでやることはありません。
はたしてこれは「餅つき」なのか?。。。
毎年そんなふうなことを考えながら、それでも何か楽しい。
餅つきの不思議でございます。

ま、強いて言えば、出来上がったお餅を丸める作業が面倒と言えば面倒。
(全部家内が丸めてくれるので私が言えたものでもないのですが(笑)。。。)

でももしこれも機械で、なんてことになるとそれはもう本当に何をしているのか良くわかんないことになるかもしれません(笑)。
餅つき機はもうこれ以上進化しなくて良いのではないでしょうか?
なんつって(笑)。

普通はここで餅つき風景の写真なんでしょうけど、てへ、撮ってませんでした(苦笑)。
本年もよろしくお願い申し上げます。

  


Posted by +0 atelier at 17:55Comments(0)

2017年08月10日

庭で。

久しぶりに庭で秋刀魚を焼いてみました。

ちょっとピンぼけ(笑)。
うちにはホントに小さな中庭があるのですが、写真のようなこれまた小さなバーベキューセットで
サササッと炭をおこします。
昔はよく友人を誘って、ビールと食材とアルミホイルだけ持って近くの山に行って、石でかまどを作り、
薪を拾って火を付けて、思えばなんでも焼いて食べてました。

最近は山や河原に炭の後を残さないというのがマナーで、バーベキューセットは必須になっちゃいましたね。
ま、確かにその方が片付けもし易いし、撤収後の見た目も綺麗です。
でもって、バーベキューセットを使うもんだから、椅子が必要になってきます。
地面で火を起こしていた時は地べたに座ってましたが(笑)、地面からちょっと高い位置で焼くもんですから、地べたに座っていては低すぎてよく見えません。

かくしてキャンプやバーベキューをしようとすると、これらの道具を運ぶために車で移動!となり、
限られた場所で、さらに車なのでお酒が飲めないという、何してるのかわからん状態になってしまいます(笑)。

一時期はよくオートキャンプ場に行ったりもしたのですが、ある時隣のグループが備え付けの電源を使って、炊飯器でご飯を炊いてるのを見て、なんだかそれ以降あまり行かなくなってしまいました。

大勢でワイワイやるにはオートキャンプも便利でいいですよね。
でもうちは家内と二人で静かに火を眺める派(?!)なので、ちょっと馴染めなくなってしまいました(笑)。

そんなふうなことで、今は小さくてもある庭のおかげで幸せ。
バーベキューセットも椅子もその場で展開して完了。
最近家内がハマっているアルパカとかいうワイン(これがまた安くて美味しい!)を頂きながら、
食べたいものをただ焼いて食べる。
この上ない贅沢でございます(笑)。

あれ?でも自分ちの庭なんだから、地面で焼いて、地面に座ればいいのにね。
一度手にした文明からは離れられないってことなのだろうか。。。(笑)  


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2017年08月03日

祝! 16万キロ超え!(Fiat パンダ )


2010年8月に購入した愛車 フィアット パンダ。
上の写真はその当時、納車寸前の状態を車屋さん(appiaさん)が送ってくれたもの。

その後、幾度の困難を乗り越え(笑)、先日ついに走行距離が16万キロを超えました。

イエーイ!!!
ちょっと見づらい写真ですけど、16万キロになったばかりの走行メーターです。
(あ、スピードメーターが時速10kmを示していますが、停車してもこれ以上さがりません(笑)。
ま、こんなの故障のうちに入りませんけどね(笑))

乗り始めは4万8千キロからなので、およそ7年で11万キロ走行したことになります。
あれ?10万キロくらい、なんて言ってるそこのあなた!
あのね、こいつは21年前の車体で、細かな不調なんてあたりまえ(?!)のイタリア車。
(あ、イタリアの人ごめんなさい(笑))
まして、ファンの間ではよく故障すると恐れられるCVT(いわばオートマ車)。
それをここまで乗ったってのはちょっと自慢したくなるんですよ(笑)。

でもま、僕は楽しく運転するだけ(笑)。
ここまで来れたのは全て先にご紹介したappiaさんのおかげ。
素人の私を相手にいつも親切に、丁寧に修理や調整をして頂いているからこそなのです。
いやはやホント、感謝、感謝です。

そんなふうなことで、レトロカーに乗りたいなと思っているそこのあなた!
状態のいい車探しも大事ですけど、頼りになる車屋さん探しも同じくらい大切なのですよ。

もちろんまだまだ乗りますよ!
とりあえずは目指せ20万キロ!
(パンダ購入にいたる解説はこちらの過去記事で)  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2017年07月24日

きっかけ

この春頃から山登りを始めてみました。
きっかけは友人(同業、同期の親友)の別荘にお招き頂いたのがきっかけです。
いや、お招きというか、おしかけたと言いますか(笑)。

場所は八ヶ岳のふもと。
まだ雪が残っている頃、もちろん彼自身が設計してほとんど自力で仕上げたという別荘に一泊だけさせて頂きました。
景色、時間、音、あかり、空間・・・、全てが心地よい中で、例によって夜遅くまで建築についてあーだこーだと語りあかしたのでした(笑)。

翌朝、八ヶ岳が綺麗に見える場所があるからとそこまでお散歩に。
ものの数分のところだったのですが(笑)、一面雪が積もって真っ白な畑の向こうに八ヶ岳のやさしい稜線が見えます。
ホントに美しい。
うわぁーって自然に声が出ます。
今まで私は山を見てきれいなんて思ったことなかったんだなと気づいてしまいました(笑)。

「八ヶ岳、眺めるのも最高やけど、山小屋で一泊の登山も最高やで」

そんなふうなことで、この時の、この彼の一言がきっかけ。
京都にもどって登山靴とレインウェアを買うまでそう時間はかかりませんでした(笑)。

目標は八ヶ岳の山小屋一泊登山!
でも、怖そうなので冬はやめときます。
きっと冬の方がきれいなんでしょうけどね(笑)。。。

(写真は友人の別荘とうろつく家内(笑)。あえて八ヶ岳の写真は上げないでおきます。
あれは直に見るものです(笑))  


Posted by +0 atelier at 17:00Comments(0)

2017年07月14日

大文字山から毘沙門堂へ


先週、マリンスポーツ(ヨット)のブログ記事を書きましたので、今日は逆に自称山派を証明する話を。
と言っても、春頃から山登りを始めております、というだけの話しです。

なんで今さら山登りを始めたのか、どうして目標が八ヶ岳一泊登山なのか、
そのあたりはまた別の機会に。

とりあえず靴とレインウェアだけ購入。
「靴がゴアテックスなので、靴下もゴアテックスの方が効果がありますよ」
とお店の人に勧められ、なるほど!と単純に靴下も買うはめになったのですが(苦笑)、これがまた正解でした。
いやはや、最近のこういったアイテムは本当によく出来てますね。
靴は滑らない、靴の中はサラサラで快適。

買ってすぐにまずは家内と清滝から愛宕山を登って実感。
気を良くして、とにかく初心者向けの小さな山をどんどん登ろうということで
先日、大文字山から山科の毘沙門堂へ抜けるルートを歩いてきました。

写真は大文字山の頂上から毘沙門へ向かう下りのひとコマ。
静かな杉林を噛み締めながら歩きます。
なぜかそれだけで幸せ。

山登りのどこがいいんでしょうね(笑)。

家内の歩くペースは私より随分と早い。
というか、私のペースが遅い?!
でも誰と競う訳でもなく自分のペースで歩き、でも目標は同じ。
もっというと、ルートが違っていても山頂(到達点)は同じ。

なんかシュール。
そこがいいんじゃなかろうか?
そんなふうなことを思いながら歩いております。

あ、山岳コミック「岳」も読み始めてます。
はいはい、お決まりのパターンですねと言われそうですが(笑)、
ま、この話もまたの機会に。  


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2017年07月07日

async


少し前、家内が久々にCDを買った。
坂本龍一の「async」(アシンク)。

で、東京のギャラリーではこの新しいアルバムに合わせた展覧会が催されていて、観に行ってきた訳ですが、その時のお話し。

マリオ・ボッタのデザインした美術館というのもあって、展示はかなり前衛的な雰囲気が漂い、まさにアルバムに収められた音楽の世界。
真っ暗な部屋にアルバム「async」がずっと流されていて、それに合わせた前衛的な映像が壁いっぱいに投影されています。
訪れた人はその小さな部屋に並べられた椅子に座り、坂本龍一の音楽を聞きながらその前衛的な映像を眺める。

いや、良かったんですよ、なんだか日常ではない感じというか、芸術に触れて過ごす休日というか。。。
だけど、なーんか引っ掛かる。
素直に「いやはや無理して来て正解だったねぇ!」なんて感じにならない(笑)。

数十人がぎゅうぎゅう詰めにされて座りながらも、じっと音楽と映像に集中する様が、どこか宗教じみていたからか?
いや、もともと音楽だけで純粋に楽しめる、完成されたものだけに、映像が付け加えられた、余分なもののように感じられたからか?
会場を出たあと家内とあーだこーだと討論していたわけですが、そこでふと家内がひとこと。

「でもま、東博(トーハク)見たあとやし、しょうがないかもね(笑)」

東博とは東京国立博物館。
そうです、この「async」の展覧会の前に我々はトーハクで茶道具の展覧会を見ていたのでした。
そこには有名な茶碗や茶杓や、とにかくそうそうたるお道具がずっら〜と。

「おぉ、もしやこれは教科書にのってるやつと違うんか?!」

いや、めずらしいものを見れてうれしいとかじゃないんです。
やっぱりそういうものは実際に見ると凄みがあるんですね。
そういう凄みがひしひしと伝わって来る。
だてに国宝とか言うてない、実にすごい(あたりまえ?!)。

茶杓なんて決まった形なんだからどれもそんなに違いがあるはずがない。
でもなんとも言えないボリュームというか、ラインというか、惹きつけるものがある。。。
信じられん。。。
迫力というか、本物というか。。。

そんなふうなことで今から思えば見る順番、逆にすれば良かったね、なんてオチがついたのでした。

あ、「async」は良いんですよ!
電車の中で聴くのがお気に入りです。  


Posted by +0 atelier at 12:00Comments(0)

2017年06月30日

初めてのヨット


以前勤めていた設計事務所の所長は琵琶湖にヨットをお持ちです。
先日お話ししていたら「乗ってみるか?」とのお誘いを頂きました。
はい!是非に!と二つ返事(笑)。
というわけで、産まれて初めてヨットに乗った時のお話し。

とはいえ、実は私は、海か山かと問われれば断然「山」でして、いわゆるマリンスポーツなるものに全然興味がありませんでした。
単純に「泳ぎで息継ぎが出来ない(恥)=15mしか泳げない」ことから来るコンプレックスが私を海なるものから遠ざけているのだと思うのですが(笑)、
それを差し引いてもあの海の開放的な感じが恥ずかしいというか、プールの天真爛漫加減が性に合わないというか。。。

でもま、46歳になってしまえばもうそんなこともどうでも良くなってきて(笑)、
それよりもヨットってどんな?といった興味の方が断然大きくなります。

その日は所員の方も一緒に合計5名で乗船。
ヨットの簡単なお掃除から始まって、帆のセッティングの仕方や段取り、ロープの結び方なんかも教わり、いざ琵琶湖へ。
所長いわく、ヨットは風上に向かう方がラクとのことで(不思議)風に対して一定の角度を保つように帆を右に左にと操ります。
舵を握る人、帆のロープをタイミングに合わせて素早く巻き取る人、それをアシストする人、だんだん皆の息が合ってきます。
黙々とその動作に没頭する。
始めはヨロヨロと進みもしなかったヨットが、だんだん思うように進みはじめる。

「なんか、ヨットってシブい。カッケー」

そんなふうなことを噛みしめながら風に膨らむ帆を眺めていたのでした。

でもね、実は一番感動したのは別のこと。
それは、ヨットはとっても「静か」だってこと。
波や風の音、遠くで誰かがはしゃぐ声もしますが、ヨットの上には確実に静寂が存在します。
その静けさはたぶん「ヨットでしか感じられないもの」だと思った休日なのでした。
  


Posted by +0 atelier at 16:14Comments(0)

2017年06月26日

ノンノさま

ノンノ
うちの2代目猫、ノンノさまのご紹介。

先代にうるめちゃんという茶トラ白がおりまして、およそ1年前に多臓器不全で他界。
今思い出しても泣きそうになりますが(笑)、廻りのほぼ全ての皆さまから
「また飼った方がいいよ」
と励まされ、じゃあ次は動物愛護センターで保護された、里親待ちの猫さんにしたら少しは猫を救えるのかなと家内と話し合い、そんなこんなでこのノンノさまがうちにやって来たのでした。

ノンノは白黒の元気な女の子。
先代は茶トラ白でしたのでこのノンノとは似ても似つかないのに、たまに名前を間違えて呼んでしまいます。
もうきっと口が覚えてしまってるんですね(笑)。
でもその度に先代のうるめちゃんのことを家内と思い出して話したり、笑ったり。
いつの間にか亡くなったうるめちゃんのことが悲しいことだけでなく、きちんと自分の中にマウントされていくのでした。

「あぁ、また飼った方がいいよと教えてくれた皆さまは、こうなることを知ってたのかなぁ。。。」

そんなふうなことを思いながら、日々このノンノさまに癒やされているのでした。

なんかノンノの紹介になってませんね。
ま、いっか(笑)。
きっとこれから何かにつけてこのノンノさまの写真をアップするんでしょうし(笑)。  


Posted by +0 atelier at 12:30Comments(0)

2017年06月24日

「ポケットのある家」

ポケット
大阪でこつこつと工事が進んでいました木造3階建ての住宅が竣工しました。
名付けて「ポケットのある家」。
どうしてこんな名前なのか?その意味は?
そのあたり、興味のある方はHPブログを見て頂きたいのですが、無事竣工した今、振り返って思い出すことをちょっと書いてみたいと思います。

初めてお施主さんのお家にお伺いした時です。
部屋に飾ってある小物や絵の数がハンパないくらいに多い(笑)。
ごちゃごちゃ、ガチャガチャ、なんと言っていいか。。。
でもね、またまたなんと言っていいのか、それらが全部「キマって」たんですよ!
「カッコいいごちゃごちゃ感」にあふれてたんですね。
カッコいいものが飾られてたってわけじゃないんですよ、むしろ安っぽく見えるもの。
グリコのおまけ的なものや、ドラえもんにレゴブロック、とびだし坊やとかケロロとか、
とにかくそんな感じのものがリビングのいたるところに散りばめられていて、
それでいてちゃんと調和してる。。。
感動でした。
聞けば主に奥さまの好みとのこと。
で、スゲー!!!カッケー!!と心の中で叫びながらご主人の書斎を覗かして頂くと、
これまた「ごちゃごちゃカッケー!」なんです。
でもこっちのカッケーはリビングのそれとは違います。
男の世界というか、戦闘機のコックピット感というか、そういう「カッコいいごちゃごちゃ感」。
仕事柄、沢山のお宅を拝見させて頂いていますが、こんな感動は初めてでした。

「ああ、今回はこんなハイセンスを持たれた方の家のプランをいれるんやなぁ」

そんなふうなことをぼんやり感じた一日なのでした。

もちろんここで感じたことは実際にプランを考える上でかなり大きな影響を与えています。
図面を描きながら、きっと奥さまは、ご主人は、ここをこんな感じで使うはず!
と勝手に想定しながら、それにのみ込まれないような空間をつくる。
貴重な体験をさせて頂きました。
エレメント
  


Posted by +0 atelier at 12:10Comments(0)

2015年11月15日

instagram

「え?インスタ、知らないんすか?」
というスタッフくんのまるで宇宙人を見るかのような眼差しに耐えながら始めたinstagram。
まだ半年ほどですが、その間アップした写真は12枚。激スローペースながら平均して月2枚というのは私的には上出来ではないのか?ということで、これまでほとんど誰にも話してませんでしたが、ここに宣言いたします。

ワタシ、インスタやってます(ドヤ顔)。

taro_pluszeroをインスタで検索したら見つかるんだと思いますので(そうなんですよね⁉︎)興味のある人(そんな人いる⁉︎)は見てみて下さい。

んでもって、じゃぁどんな写真を上げてるの?ということなんですが、これがなんとも説明し難い。

こういう写真が好きで、撮りたくて撮ってるんですけど、「これ」といったものが写っている訳ではない。
もしかしたら何も写ってないのかもしれない(笑)。
でも何かそこにはない全然違うものが写ってるようでもあるし、いやもともとそこにあるものしか写ってないようでもありたい。
そんなふうなことで、まぁ、「これといったものが写ってない写真」ですね。

ホントになんでもない写真ですがルールをひとつだけ決めてます。
それはワタシの愛車、フィアット パンダの中から撮っているということ。
もちろん停車して撮ってますのでご安心を(笑)。

打合せの行き帰り、一瞬見かけた、これといったものでないもの(!?)。
題して”from a car”

何か見えますか?






  


Posted by +0 atelier at 17:10Comments(0)

2014年08月27日

再開?!

なんともうれしいような、悲しいような(笑)。

前回の記事からこのブログは移転して、新たにしていましたところ、
「工事記録」という別のブログとくっついたこともあって、実に見づらい、
「そんなふうなこと」の雰囲気(?!)がなくなってしまって残念というご意見を
若干1名の方からいただきました。

そんなふうなことで、あっさりこのブログ、再開です!(笑)

そこのあなた、優柔不断とか言わない!
少数意見も尊重する臨機応変と言っていただきたいっ!

なんちゃって。  


Posted by +0 atelier at 20:09Comments(0)

2014年08月21日

ブログ移転

ブログを移転します。

移転先の新アドレス:http://p0-a.com/blog/

今後は上記の新ブログで更新していきます。
今ご覧のこのページは閉鎖いたします。  


Posted by +0 atelier at 11:04Comments(0)

2014年08月13日

ブログ移転いたします!

この度ホームページとブログを新しくしました!
なんか我ながらかなりイイ感じなんだと思うのですがどうでしょう?

とは言え、全部スタッフのK君が作ってくれたものです(笑)。

ワタシは
「ここはもうちょっとこうだろう、」
とか、
「いやいやそれはこうでしょう、」
とか、ま、くちだけってやつですね(苦笑)。

ということで、この「そんなふうなこと」は下記アドレスへ引っ越します。

引っ越し先URL:http://p0-a.com/blog/

今後は引っ越し先で毎週月曜日更新です。

ではでは、新しいホームページもリンクしておきます。
是非一度ご覧下さい!

新ホームページURL:http://p0-a.com


  


Posted by +0 atelier at 19:42Comments(0)

2014年08月07日

ミシン

先日ミシンを使う機会がありました。

お施主さん家のトップライトに日除けを作ることになりまして、
生地を袋状にしたり、端を縫ったり、まぁそんな程度なんですけどね。
(こちらの記事参照です。)

ですが、実はワタシ、生まれてこの方一度もミシンを使ったことがない(笑)。

「家庭科の授業で習ったでしょうに!」

と皆さんおっしゃられますが、いやいや、手縫い、なみ縫いしか知りませんから(笑)。
で、家内にレクチャーを賜わったのですが、初めて知りました。

「ミシンには上糸と下糸ってのがあるんですね!」

こう言うとほとんどの人に「ここにアホがおる」といった感じでひかれるわけですが(笑)
いやでもね、知らないってそういうことでしょ?!

43年間ずっと謎だったんですよね。
だってそうでしょ?上端が機械に固定された縫い針が生地を貫通するでもなく
縫い目を作っていくんですよ!

やっと謎が解けましたっ!
ミシン考えた人、エライっ!
そしてミシン、たのしいっ!

ま、そんなふうなことでお施主さんと一緒に日除けを縫ってる風景がこちら。

見よ!この慎重な手付き!


そしてこちらがスタッフのKくん。
聞くとKくん、小学生の頃は「ミシン王子」と呼ばれるくらいミシンが得意だったとか。
し、し、師匠と呼ばせていただきます!

「師匠 返し縫いの図」  


Posted by +0 atelier at 12:17Comments(0)

2014年07月29日

やってしまった(笑)。

前回お見せした生地。
何に使ったかといいますと。。。。
じゃーん!

愛車PANDAくんのドアの内張りなのでした。

ノムラテーラーさんで生地を選んできたわけですが、
この他にもいくつか選んでいて、迷いに迷ったあげく、
ほぼ全員の反対を押し切りつつ(笑)、この柄にきめました。

いや、でもかわいいでしょ?

でもなんですね、正統派の旧車を愛する方が見たらオリジナルを逸脱しているわけで、
あー、やっちゃったよ。。。なんで思われてるんでしょうね。

いや、でもかわいいでしょ?(笑)

  


Posted by +0 atelier at 13:41Comments(0)