WWW
読み返していた本の注釈に「WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)」が入っていた。
ホームページのアドレスに入っているあれです。
一体いつの本?と奥付をみると1998年初版。
この頃はまだWWWは一般的ではなかったということでしょうか。
たったの9年前。
(私が27歳。関係ないか。)
ウィリアム・ギブスンの小説で、SF的未来世界にもかかわらず、
主人公の仕事を自転車のバイク便にしていたのがあったような。
どんなにサイバーテクノロジーが進化しても物理的な「物」を運ぶ
作業は逆に残るとか、たしかそんなふうなことを言っていたような。
軍事用の通信でも傍受、妨害のリスクから考えると最後の砦は「有線」に
なるという話もある。
なんともアナログですねぇ。
このインターネットがモールス信号なみに古く見える時がきても
人に住処が必要な限り、アナログな建築は残りそう。
いや待てよさっきの小説で主人公の住処はバラックだったような。
「家」なんて要らない時が来たりして。
うちの「家」のあじさいです。