世界遺産

+0 atelier

2007年08月12日 18:30

世界遺産ってけっこうたくさんありますね。
私が知らないだけなのかもしれませんが、
最近その数がやたらと増えてる様な気がします。
(気がするだけかな?)

京都府だけでも17件あるんですね。
京都に関心の高い人向きの、この京つうを利用されている皆さんなら
「何を今頃。」と思われていることでしょう。

「人類」にとって残す価値のあるもの、ということなんですから、
選ばれるってことは、それはそれは名誉なことですね。

なんでこんなことをぐだぐだ書いてるかってね、
また考え込んでしまう様な、古い記事を見つけて、
やめりゃいいのに読んでしまいました。

タンザニアのあるエリアが世界自然遺産になってるそうですけど、
そこにダムを建設する計画があるそうです。
その記事は、そんなことすると生態系がくずれて遺産じゃなくなるから良くない、
みたいな論調なんですけど、これって以外と難しい問題ですね。

日本でダムと言えば「談合」の代名詞みたいになってて、その存在すら「悪」なんて
見られがちですけど、本当に必要なところにはやっぱり必要なもの。
水の安定供給はとっても大切。
けど、生態系が壊れることの本当の怖さも理解できる。

すこし話はズレますけど、中国のような巨大な人口をかかえてる国は、
添加物やら化学肥料やらにこだわってると食料が追いつかないなんて話も
あるそうで、つまり、「その国の事情」ってのがある。
でも、くどいようですけど、「人類」という視点も捨てられない。

その記事では、タンザニアが遺産登録から除外してくれと申請してるとか、
そんなふうなことが書かれてましたが、2002年の記事ですから、
今、どうなってるんですかね。(あ、ちょっと人ごとっぽくなってしまいました。)

日本ぐらい豊かな国なら世界遺産でもなんでも、なんとかなるかもしれませんけど、
こないだこのブログで写真をのせた「白川郷」なんかも、実際住んでる人は
大変だろうなぁと、また同じことを思うのでした。

うーん。進歩がない。