ノーカントリー
先日、気分転換にレイトショーで映画を観ました。
コーエン兄弟監督の「ノーカントリー」。
久しぶりに「いい映画」に出会った感があります。
よかったですよ。
なんといっても、生真面目な殺人鬼を演じるハビエル・バルデムが
とにかく怖かった(笑)。
あ、もちろんそれだけの映画ではありません。
ストーリーや内容にはあまり触れられませんが、
「現代」と同時に「昔と何も変わらない部分」も示唆するメッセージ性や、
映像、ディテール、などなど。
わかってはいるものの、あらためて「今の時代」を提示されたような、
そんなふうなことをちょっと感じました。
あ、でも重い映画じゃないですよ(笑)。
いや、取り方によっては重い?
いや、結構笑ったし、逆に超怖いとも言えるし、
いやそんなことじゃなくて、何と言っていいのか、うーん。
ま、いい映画って、そういうもんですよね(笑)。
なんちゃって。
(英題は NO COUNTRY FOR OLD MEN でした)