便利。でも。
皆さんはJRのICOCAやPiTaPaなんてカード持ってますか?
便利みたいですね。
ちなみに私は意外と(!?)頭が古いのかああいう電子系は持っていません(笑)。
ただなんとなく漠然と「やめとこ。」となってしまいます。
で、それらに使われているのがRFIDという技術。
数ミリ角の無線通信できるICチップがカードに埋め込まれています。
IDというくらいですからもちろん個別の番号がふられているわけで、
これからはあらゆるものにこのRFIDが埋め込まれるようになるみたいですね。
紙の一枚一枚にすら埋め込むなんてことも検討されているそうです。
で、そうなると色々と便利なこともあるそうですが、
誰が何処で何を買ったかが記録に残って、さらにそれを追跡できるんですから
なんだかプライバシーなんてなくなりそうですね。
ただの番号だからあなた自身には結びつきません
なんてことも言われているみたいですけど、
もし身につけるあらゆるものにこのRFIDがくっついていたら、
それぞれの足取りや動きをトレースして、
総合するとあなた以外には特定できないとか、そんなふうなことになったりして(笑)。
で、ある日知らない店の前を通ったらケータイに、
あなたはこれこれこんな嗜好があるから
きっとうちの店が気に入りますよとメールがはいる。
こわー。
いや、便利・・・なのかな?
これは単なるマーケティングの延長なのか、
それとも強烈な監視社会の始まりなのか、
はたまたこれぞ「ユビキタス」か。
まぁよくわかりませんが、
最後にPerfume(パフューム)のセラミックガールという歌に
こんな歌詞があったので付け加えてみます。
「素敵な服を着て 買い物に出かけて あたりまえのように刺激的で
誰か思いついた 人工の夢いっぱい なにか違和感に 気がついた」
(Perfume「セラミックガール」より 作詞:中田ヤスタカ)
(うるめの首輪にも実はICタグが・・・なんちゃって。)