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2008年08月28日 18:30

先日、父の実家からお米をいただいた。
というか、毎年のように頂いていて、ありがたいかぎりです。

で、そのお米、当然というかなんというか精米前のもので、
私は近所の小さなお店でいつも精米してもらいます。

そこで毎年のようにくり返される会話(笑)。

皆さんはご存知でしょうか?
精米されたお米の中には、わずかに黒く変色したお米が混じって出てきます。
これは稲穂の時にカメムシがお米を少しいただいた証。
つまりこれは自然なことで普通はそういうものなんですね。

で、私はそれを見つけると思わずつまみあげて
「あ、あった」と心の中でつぶやきます。
すると、店のおじさんはそんな私を見ていいます。

「それはな、カメムシが食べたあとやねんで」
「あ、ええ、虫が・・・」
「昔はみんなそんなんやったんや」

そこで私も「そうですね」と訳知り顔で答えればいいものを
おじさんの妙な気迫に負けて「あ、はい」とよくわからない返事をしてしまいます。

「これが普通や。これでいいんやで」
「ええ」
「それがどや、お店でこれがちょっとでも入ってたら売れへんのや」
「そうですね」
「大丈夫や。食べたらええ。死なへん」
「はい」
「農家の人は大変や。これを選別してはじく機械いくらか知ってるか?」
「いえ」
「まぁ、国産高級車1台やな」

そんなふうなことで、ここ数年、
この会話がお盆あけの恒例行事となっているのでした(笑)。

(残暑お見舞い申し上げます。)