京つう

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2020年02月13日

猟をはじめて

今季からお誘い頂いた猟友会に同行させていただいています。

実はもともと猟はしないと決めていました。

まずは銃の扱いに十分慣れてから。。。

銃の事故は射撃場よりも猟場が多い。それでいて迷惑を掛けると取り返しがつかない。

そんな思いの中で、一番の理由は何より、オリやワナに掛かった鹿や猪にとどめをさす自信がない。

京北あたりの山道で普通に見かける(?!)鹿を見てかわいい、なんて思っている私に槍や電気でとどめをさせるのか?

いや、待てよ。。。
なら牛は?豚は?にわとりは?
何が違うの?
誰でもたぶんそう思うと思いますが、もちろん私もそう思ったわけです。

なんか逃げてるんだろうか?
動物を殺して食べてるなんてあたり前のことと、ちゃんと向き合うことを避けてる。
せっかく向き合える環境にいながら避けてる後ろめたさ(?!)みたいなものが、
のっそりと覆いかぶさってくる(笑)。

うーん、やってみるか。。。

体験して、感じたものと折り合いをつけてみよう。
折り合いがつかなかったら、もっと考えよう。
そんなふうなことを考えたのでした。

で今季、猪ばかり2回ほど「止めさし」をする機会を頂いた。
結果、折り合いはついたのか?

いやいや、なんともまだ言葉にはなりません(苦笑)。
けれど、2回とも「ごめん!」という気持ちと「美味しく食べる!」という思いが自然と湧き上がりました。
ほんとに自然と。

でもって自分として意外だったのは、いざ命を「いただいた」あとは、
急にそれが食べ物にしか見えなくなったということ。

川まで運んで内蔵を抜く時も、吊るされた猪の皮を剥いだり、解体して切り分ける時も。
これら全部を教わりながら実践するのですが、そんな時にあらためてかわいそうとか、
そういう感覚はうまれませんでした。
単に美味しそう、とか、脂のってるなぁ、内蔵ってこんなんなんやぁとか。。。

人間って勝手やな。。。
いやいや、僕って勝手やな、ですかね(苦笑)。

何にせよ貴重な体験をさせていただいた今季、きっかけはクレー射撃をご一緒させて頂いている方からのお誘い。
本当に感謝です。
もちろんこれからも続けます。

まずはちゃんと鴨を落とせるように腕を磨きます(笑)。
いつも鴨を追い立ててもらっているのに、全然落とせないのが申し訳なくて。。。
いつまでも謝ってばかりじゃねぇ。。。(汗)

猟をはじめて
盛り付けまで気合がはいります!(笑)



Posted by +0 atelier at 10:00│Comments(0)
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