2007年08月20日
22億ドル
「世界で毎日22億ドルが死の生産に費やされている。」
(ジャーナリスト:エドゥアルド・ガレアーノ)
どのような計算をしたのかわかりませんが、このジャーナリストによると
世界中で一日に費やされる軍事支出が22億ドルということらしいです。
「毎日」22億っていうのが、訳もわからず怖いですね。しかもドル。
ついこの前のイチローの年俸(約12億。しかしこちらは円)にも驚きましたが、
それと比べるのはちょっと不謹慎かもしれませんね。
先日読んだ本におもしろいことが書かれていました。
9.11以降、テロが「新しい戦争」の形となって、
戦争と日常がきっちりとわけられない。その意味では映画でもなんでも、
戦争を描くことはそのまま日常生活を描くことになるかもしれないとか、
そんなふうなことです。
「戦地からの手紙は文学として高く評価されるけれども、それも戦場と日常のあいだに
大きな落差があるからです。これがもし、戦場から携帯メールで親に連絡できるように
なったら、事態は大きく変わる。」(「コンテンツの思想」東浩紀 青土社より)
うーん。なるほど。おぞましい。
内乱状態の国なんかはこれを地でいってるってことでしょうか。
でも戦争が日常に入る様な変化をとげたのなら、
さっきの22億ドルは日常の中にどんな形で入ってくるんですかね。
これまた怖い、こわい。

(ジャーナリスト:エドゥアルド・ガレアーノ)
どのような計算をしたのかわかりませんが、このジャーナリストによると
世界中で一日に費やされる軍事支出が22億ドルということらしいです。
「毎日」22億っていうのが、訳もわからず怖いですね。しかもドル。
ついこの前のイチローの年俸(約12億。しかしこちらは円)にも驚きましたが、
それと比べるのはちょっと不謹慎かもしれませんね。
先日読んだ本におもしろいことが書かれていました。
9.11以降、テロが「新しい戦争」の形となって、
戦争と日常がきっちりとわけられない。その意味では映画でもなんでも、
戦争を描くことはそのまま日常生活を描くことになるかもしれないとか、
そんなふうなことです。
「戦地からの手紙は文学として高く評価されるけれども、それも戦場と日常のあいだに
大きな落差があるからです。これがもし、戦場から携帯メールで親に連絡できるように
なったら、事態は大きく変わる。」(「コンテンツの思想」東浩紀 青土社より)
うーん。なるほど。おぞましい。
内乱状態の国なんかはこれを地でいってるってことでしょうか。
でも戦争が日常に入る様な変化をとげたのなら、
さっきの22億ドルは日常の中にどんな形で入ってくるんですかね。
これまた怖い、こわい。

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