2007年12月18日
鞍
ロス・ラブグローブというデザイナーの学生時代の逸話。
革のイスを制作するために、
乗馬用の鞍をつくる職人のもとへ訪れると、
その職人は夜の11時でも古い鞍の手入れをしている。
「騎手に何か問題があったのか?それとも特別な鞍なのか?」
と聞くと、職人は言いました。
「乗り手はどうでもいい。私は馬のことを気にしているんだ。
馬はしゃべれないだろう。」
妻は我が家のネコとよく会話していますから、
乗馬をしている人がこの話を聞くと「馬だってしゃべれるわよ」
とか言われそうですけど(笑)、
気になったのは「乗り手はどうでもいい」というところ。
職人である以上、きっとこの人もそんなことは
思っていないと思う。
それでもそんなふうなことを言う裏には何があるのか?
馬にとって鞍ってなんなんですかね。
で、ラブグローブはこの職人に惚れ込んでイスの制作協力を求め、
美しいイスを完成させたそうです。
ちなみにこのロス・ラブグローブという人、
アップルのニュートンやソニーのウォークマンのデザインも
手がけたデザイナーとのことでした。
(旅行先、雨の日の写真。)
革のイスを制作するために、
乗馬用の鞍をつくる職人のもとへ訪れると、
その職人は夜の11時でも古い鞍の手入れをしている。
「騎手に何か問題があったのか?それとも特別な鞍なのか?」
と聞くと、職人は言いました。
「乗り手はどうでもいい。私は馬のことを気にしているんだ。
馬はしゃべれないだろう。」
妻は我が家のネコとよく会話していますから、
乗馬をしている人がこの話を聞くと「馬だってしゃべれるわよ」
とか言われそうですけど(笑)、
気になったのは「乗り手はどうでもいい」というところ。
職人である以上、きっとこの人もそんなことは
思っていないと思う。
それでもそんなふうなことを言う裏には何があるのか?
馬にとって鞍ってなんなんですかね。
で、ラブグローブはこの職人に惚れ込んでイスの制作協力を求め、
美しいイスを完成させたそうです。
ちなみにこのロス・ラブグローブという人、
アップルのニュートンやソニーのウォークマンのデザインも
手がけたデザイナーとのことでした。
(旅行先、雨の日の写真。)
Posted by +0 atelier at 18:30│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは^^
何か大きな事を成し遂げる人っていうのは、「変人」もしくは「変人を理解できる」人くらいが丁度いいのかも・・・とよく思います。
ところで、この坂、長崎のオランダ坂ですか?
何か大きな事を成し遂げる人っていうのは、「変人」もしくは「変人を理解できる」人くらいが丁度いいのかも・・・とよく思います。
ところで、この坂、長崎のオランダ坂ですか?
Posted by 蛍 at 2007年12月18日 23:33
蛍さんこんにちは。
ならばぜひ変人になってみたいものです(笑)。
ちなみに写真はたしか奈良の吉野山だったような。
ずいぶん前なのでたぶんですけど。
いつもコメントありがとうございます。
ではでは。
ならばぜひ変人になってみたいものです(笑)。
ちなみに写真はたしか奈良の吉野山だったような。
ずいぶん前なのでたぶんですけど。
いつもコメントありがとうございます。
ではでは。
Posted by +0 atelier at 2007年12月19日 16:05