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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年02月27日

They'er us.

ショッピングモールに象徴される消費主義批判を描いた映画は?

なこと聞かれても、そんなかたい映画知らないよって?
でもね、この映画は知ってるでしょ?

その映画とは「ゾンビ」“Dawn of the Dead”。
そう、あの怖ーいゾンビです。

監督のジョージ・ロメロもそう語っているそうなんですが、
この映画はゾンビたちが死してなお「消費生活」を謳歌した最良の日を求めて無意識に
ショッピングモールへ押し寄せてくるといった物語で消費主義を批判しているそうです。
(『ショッピングモールの法哲学 「市場」と「共同体」再考』谷口功一 講談社より)

おもしろいのはここから。
スティーヴン・ハーパー メディア博士によると、
この批判的な視点の対象はなにも押し寄せるゾンビだけではないそうです。
生き残った人たちも批判の対象です。
なぜなら、彼ら主人公たちが立て籠る場所もまた郊外のショッピングモール。
食料品や衣料、銃や紙幣にいたるまで物を崇拝する主人公たちもまたゾンビ化した
存在とかそんなふうなことでした(笑)。

あれ、じゃあ私も、いや、あなたもゾンビってこと?(笑)

生き残りの主人公がゾンビたちを見てつぶやくそうです。

「奴らは、俺達と一緒なんだ」(“They'er us.”)

えぇー!
ゾンビとだけは呼ばれたくないですからね(笑)。
ほどほどに。

(ガォーガォー・・・。)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)

2009年02月16日

都会でこそ?

「ラウンドトゥが好き。」

これを聞いてピンときた人いますか?
ピンときたあなた、「森ガール」だったんですね(笑)。

「森ガール」とは「森にいそうな」ファッション、ライフスタイルを
提案する20代前半の文化系女子。2006年に出来たmixiのコミュニティーのひとつです。

で、先日本屋をうろうろしていると、
「森ガール」がとうとう一冊にまとめられているのを発見(笑)。

mixiはいわばゲーテッドシティなのであまり興味はないのですが、
これを見た24000人(!)といわれる会員の方は
「あーぁ、出ちゃったよ」とがっかりしたのか、
それとも「やだ、注目されちゃう!」と喜んだのかどっちなんだろうとか
そんなふうなことを思ってしまいました(笑)。

その本とは「Spoon.」の別冊だったわけですが、
中には森の中で撮った、森ガールファッションを身にまとった蒼井優さんの
スナップが沢山載っています。

でもなんだか妙に違和感がある。
いや、そのファッション自体はかわいいのですが、なんか違う。

なぜなぜと考えてみるとなんとなくわかったような気が。
それは背景がまさに「森」だからなのでは?

いや、「森ガール」なんだから「森」で撮って当然でしょと言われればそうなんですが、
森ガールの核心は「森にいそうだね」と言われながらも「都会」にいるアンニュイなのでは?

都会でこそ美しいフォレストガール。
違ってたらごめんなさい(笑)。

(ちなみに「ハチクロのはぐちゃんは森ガール」だそうです(笑)「そう?」)
  


Posted by +0 atelier at 18:30Comments(0)